【夜間頻尿】とは、『夜間排尿のために、1回以上起きなければならないという訴え』であり、QOL(生活の質)を低下させる疾患です。原因として、水分過剰摂取・糖尿病・高血圧・前立腺肥大症や過活動膀胱・不眠症など様々です。治療は生活習慣の改善や、前立腺肥大症や過活動膀胱に伴う頻尿には薬剤による治療などがあり、特に過活動膀胱に対する治療薬は数多く発売されています。
最近では【夜間多尿】といい、夜間頻尿に加えて、夜間の尿量が1日の尿量の3分の1以上を占める病態が注目されています。それらは排尿日誌の記録により、病態の把握が可能であり、最近では男性の夜間多尿に対して、腎臓で水分の再吸収を増やすことにより夜間の尿量を減少させる薬剤も発売されました。
上記に当てはまる症状で悩まれている方は是非、ご相談ください。